【ノウハウ満載】ロードスター NA6CE フリーダムコンピュータ リフレッシュ作業

製造から40年近く経った現代でもなお人気な「フリーダムコンピュータ」。
最近のフルコン(フル・コンピュータ)と比べるとかなり煩雑な制御であるが、シンプル設計かつ車種専用設計ということもあり、導入のハードルがそれほど高くない。
今回は、そんなフリーダムコンピュータのリフレッシュ作業依頼だ。
月に2〜3のペースでお問い合わせをいただいており、ロングセラーメニューになりつつある。
車種問わず施工できるのがその理由かもしれない。
今回の車種は、ロードスター(NA6CE)だ。
リフレッシュ作業に加え、オプションである「基板コーティング」と「通信コネクタ新品交換」も追加。
安心して永く使える仕様だ。
上記、他車種フリーダムコンピュータ オーバーホールの紹介ブログ。



まずは全分解して状態をみていく。
気になるところはあるが、全体的にとても綺麗な状態。
ハンダクラックも無い。
このレベルでのリフレッシュ作業が一番好ましい。
ほとんどが廃盤で修理できないことも多いので、不具合が出る前にリフレッシュ依頼して欲しいところ。
その方が今後も永く使っていただける。




弊社(FreedomLABO)のリフレッシュ作業では、電解コンデンサーは全て新品に交換している。
電解コンデンサーは劣化すると電解液が漏れ出してくる。
この電解液が厄介で、基板を腐食する原因となる。
基板が腐食するとそのECU(コンピュータ)はお釈迦となる。
個体が少なく、さらには高価な中古しかない現代、再使用不可状態になる前のメンテナンスが重要なのだ。
因みに電解コンデンサーの使用時間寿命は4000h(時間)である。
意外にも短いのが驚きではなかろうか。


電解コンデンサーを新品交換し、ハンダが弱い部分も予防でやり直す。
オプションである「通信コネクタ」も新品に交換していく。
もちろん、基板はすでに洗浄済み。


こちらもオプションである、「基板コーティング」。
基板コーティングすることによって、オーバーホールした状態を永く維持することができる。
さらには、防湿コーティングも兼ねているので、湿気やゴミから守ってくれるのでトラブルを劇的に軽減できる。
基板関連のオーバーホール時にはぜひオススメしたい作業の一つである。


基板コーティングが乾燥したところ。
美しい。


取り外した「電解コンデンサー」。
早めのメンテナンスのおかげでまだ使える状態。
これが重要なのだ、決して限界ギリギリまで使ってはいけない。


回路チェックも終え、組み上げて完成。
組み上げ時には、放熱グリス等も適材適所に塗布。
オリジナルよりも放熱できる状態にする。
この辺りはノウハウです。
基板はどれだけ放熱できるかが、永く使えるかどうか決まります。
微々たる工夫かもしれませんが、意外に効きます。
ノウハウ満載でオーバーホールをご希望の方は、お気軽にFreedomLABOまでお問い合わせください。
